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Sold 18ct.ガーネットペンダント [P531]

Sold 18ct.ガーネットペンダント [P531]
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商品詳細

品番:P-531
品名:18ct.ガーネットペンダント
素材:18ct.ガーネット
国(推定):フランス
時代(推定):19世紀初期

※ペンダントトップのみの販売です。(チェーンは別売り)

一見して抽象的に見えるこのデザインは
フランス、ノルマンディー地方の伝統的なジュエリー、
サンテ・スプリをモチーフにした作品です。

サンテ・スプリとは、フランス語で聖霊を意味します。
翼を広げ、天から下ってくる鳩の形をとって表現され、
聖霊は三位一体の神の、第三のペルソナです。

古よりノルマンディー地方の伝統的なジュエリーとして愛され、
はじめは男性用で、サイズも大きく分厚い民族衣装の生地に
留めつけて装われました。
時代が変わって、女性が信仰を表す装飾品の一つにしたことで、
サイズも小ぶりに変化していきます。
こちらのネックレスは、抽象的な鳩のモチーフに
三つの揺れるパーツがアレンジされたデザイン。
揺れるパーツは三位一体の、
“父と子と聖霊”を表しているようにも読み取れます。

旧約聖書では、大洪水の後に希望の象徴として鳩が、
新約聖書でも、イエスに神の霊が鳩の姿で下る場面があります。

このように、神の愛を強調する“鳩”は、
現代においても愛や、平和の象徴として
広く一般に受け入れられております。
伝統あるサンテ・スプリのネックレス。
長い歴史のなかで、人々が祈る愛や平和への思い。
それは、現代を生きる私たちにも通じる願いではないでしょうか。

デザインや細工の美しさに加えて、
豊かな精神性を持ち合わせたアンティークジュエリー。