G.メタル.クイズィング グラス [9826]
G.メタル.クイズィング グラス
[9826]
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商品詳細
品番:No.9826
品名:G.メタルクイズィング グラス
素材:ゴールド・メタル
国(推定):イギリス
時代(推定): 19世紀中期
サイズ:全長約7.8cm レンズ直径約2.9cm
19世紀の初期に英国で爆発的に流行した、シングルレンズのルーぺ。機能的なアイテムとしての需要もありましたが、絶頂期にはデザイン重視のファッションアイテムとして男性、女性ともに人気を博したようです。
中には、ただのガラスレンズが嵌めてあるものも出回っていたようです。近頃でも、度の入っていないメガネをファッションとしてかけている方を見かけますが、現代のメガネブームと同じような事がヴィクトリア時代にもあったのですね。
この時代のクイズィンググラスは大抵、短い柄を持ち、丸や四角のレンズの周りをゴールドや、シルバー、ピンチベックなどの金属のフレームで囲み、精緻な彫刻が施されています。
こちらの品も、レンズのまわりを二重に縁取りが施された、手の込んだお作り。
厚手の拡大レンズがセットされています。
柄の中央のバーに蛇が絡みついているデザインで、アップの写真をご覧頂きますと、レンズ側に僅かに口を開けた蛇の顔がご覧になれます。モチーフに合わせ、蛇の鱗のガラがフレーム全体に彫刻された大変手の込んだお品です。蛇は、ヴィクトリア女王が婚約指輪にアルバート公から贈られ、好んだアイテムとして人気があっただけでなく、生命力や再生と言った良い意味を持ち、この時代のジュエリーデザインに良く使われています。
男性も女性も、長いチェーンやリボンの端にぶら下げて、首から下げて使用していたようですが、特に女性はゴールドのロングチェーンを首に巻きつけその先に、男性は黒いリボンの先に下げて身につける事が多かったそう。
ヴィクトリアン後期になるとファッションとしての要素が強くなり、ダイヤなどの宝石をセットし、専用の箱まで作られた物まであり、宝飾品として身につけられたようです。
年配者では無く、若い世代がファッションとして使用していたと言うのですから、本当にヴィクトリア時代の人々の美意識や、ファッションに対する意識の高さには驚かされます。老若男女、どなたにもおススメのお洒落なルーペです。
品名:G.メタルクイズィング グラス
素材:ゴールド・メタル
国(推定):イギリス
時代(推定): 19世紀中期
サイズ:全長約7.8cm レンズ直径約2.9cm
19世紀の初期に英国で爆発的に流行した、シングルレンズのルーぺ。機能的なアイテムとしての需要もありましたが、絶頂期にはデザイン重視のファッションアイテムとして男性、女性ともに人気を博したようです。
中には、ただのガラスレンズが嵌めてあるものも出回っていたようです。近頃でも、度の入っていないメガネをファッションとしてかけている方を見かけますが、現代のメガネブームと同じような事がヴィクトリア時代にもあったのですね。
この時代のクイズィンググラスは大抵、短い柄を持ち、丸や四角のレンズの周りをゴールドや、シルバー、ピンチベックなどの金属のフレームで囲み、精緻な彫刻が施されています。
こちらの品も、レンズのまわりを二重に縁取りが施された、手の込んだお作り。
厚手の拡大レンズがセットされています。
柄の中央のバーに蛇が絡みついているデザインで、アップの写真をご覧頂きますと、レンズ側に僅かに口を開けた蛇の顔がご覧になれます。モチーフに合わせ、蛇の鱗のガラがフレーム全体に彫刻された大変手の込んだお品です。蛇は、ヴィクトリア女王が婚約指輪にアルバート公から贈られ、好んだアイテムとして人気があっただけでなく、生命力や再生と言った良い意味を持ち、この時代のジュエリーデザインに良く使われています。
男性も女性も、長いチェーンやリボンの端にぶら下げて、首から下げて使用していたようですが、特に女性はゴールドのロングチェーンを首に巻きつけその先に、男性は黒いリボンの先に下げて身につける事が多かったそう。
ヴィクトリアン後期になるとファッションとしての要素が強くなり、ダイヤなどの宝石をセットし、専用の箱まで作られた物まであり、宝飾品として身につけられたようです。
年配者では無く、若い世代がファッションとして使用していたと言うのですから、本当にヴィクトリア時代の人々の美意識や、ファッションに対する意識の高さには驚かされます。老若男女、どなたにもおススメのお洒落なルーペです。